どんな塾?
「わかる!」は楽しい
保護者の方と初めてお話させていただく時に耳にする「うちの子は勉強が嫌いで…」。確かに塾に来る前にすでに「勉強が嫌いになってしまった子」はいます。でも本当に勉強することがもともと嫌いな性格なのかと言うと、それは違います。指導させていただいていく中で、教えられていることがわかった時に喜ばない子はいないからです。新しいことを知る、わからなかったことがわかることに喜びを感じるのは人間の本質です。
ではなぜ、本来喜びであるはずの勉強を嫌いになってしまうのでしょうか。それは「わからないのにやらされる」からです。想像してみてください。もし、聞いたこともない見知らぬ国の初めて目にする文字を、とにかく練習しろと言われたらどうでしょう。きっとお父さん、お母さんでも途方に暮れるはずです。しかも、そこに書いてある文字が「魚」なのか「歩く」なのか「美しい」なのかもわからないとしたら…。暗号のように連なる謎の文字をひたすら百回書いて覚えろと言われたら…。嫌いにならないはずがないんです。
「わかる!」から練習も「できる!」
わからない状態を、まずはわかるところにきちんと導いてやること、これが「学習指導=ティーチング(teaching)」だと当塾では考えます。なぜそうなるのか、今やってることにどういう意味があるのか、そこがわかった瞬間から子供たちの目の輝きが変わる様子を何度も見てきました。
これでようやく練習のための準備が整います。次は「わかった!」を「できる!」へと変える番です。「学校や塾ではわかった気がしたのにテストだと点数にならない」のは練習・反復不足で、まだその勉強が自分の力になっていないことを示しています(ただし、この反復練習も内容が理解できた上でやることが絶対条件だというのはすでに述べたとおりです)。
この段階での当塾の役目は「やり方指導=コーチング(coaching)」となります。塾だけでなく自宅での学習がなぜ必要なのか、今なにをせねばならないのか、モチベーションを保たせ、適切な課題を与え、自分で考える力を身につけるべくサポートしていくことになります。
「わかって、できた」から問題が「解ける!」
「あんなに勉強しなかった子が、自分で机に向かうようになった」、ここまででも十分だと思われる方もいるかもしれません。でももう一つ大事なステップがあります。それは「結果を出すこと」です。真面目で根気強くて一心不乱に勉強しているのに点数が上がらない、そんな悩みもこれまた非常に多く聞いてきました。ここでもう一度「学習指導=ティーチング(teaching)」の出番となります。
内容が理解でき、それを定着させるために反復し、その力をどう本番で活かすかはやはり「わかる」必要のある部分なのです。出題傾向、例外への対処、解答用紙を作るための作法(実際にあります)など、ここまでやって、初めて「学習指導塾」であると私どもは考えます。
頑張ったことを誇れるように
ここまで「何を当たり前のことを」と思われたかもしれません。でも、この当たり前が本当に難しい部分です。なので個別指導塾アップワードでは「本当に当たり前のことをやって結果を出せる塾」になるために、次のことにこだわります。
指導はきちんと指導ができる者のみがおこないます
当塾では担当制で講師が生徒さんと向き合います。塾長中心にしっかりした研修のもとで指導をおこないます。
指導する生徒に確実に目が届く形で指導をおこないます
当塾では通常個別指導は1クラス生徒2名まで、グループの場合は同学年・同内容で1クラス10名までの指導となります。
結果の確認と分析をしっかりおこないます
学校の中間・期末といった定期テスト、受験に向けての模擬試験はもちろん、学校の成績表、単元別テスト結果などデータとして扱えるものは可能な限り確認・分析します。点数などが良かった場合も悪かった場合も、その理由をきちんと追求します。
保護者様との連携を大切に考えます
成績が上がるかどうかは塾内での数時間だけでは決まりません。ご家庭でのご協力が不可欠となるため、保護者の皆様にお願いすることが多々あります。そのための面談、ご送迎の際のご挨拶の時間をしっかり取らせていただきます。
すべては子供たちの笑顔のために
頑張ったことを胸をはって誇れる、そんな自信に満ちた笑顔を子供たちにしてもらえるよう、当塾は全力を尽くします。
個別指導塾アップワードの名前とマークについて
「upward(アップワード)」は「上へ向かう、上向きの、上昇の」を表す英語の形容詞・副詞です。サッカーなどで前衛の選手を「フォワード(forward:前方のが語源)」と表すように、上の方向を目指す者という意味で名づけました。そして上を目指す子供の向上心を支えたいという意味での矢印の力強さをアルファベットの「U」と組み合わせたのが当塾のマークとなりました。